新料金体系が2021/5/10からスタート
すでに一部地域では試験的に導入されていた新料金体系。
それが2021/5/10に全国展開されることになりました。
何がどう変わるのかをまとめてみました。
◆配達の詳細を事前に知ることができる
従来のリクエスト通知では、お店のだいたいの位置とそこまでの移動時間の目安が表示されていました。
それがこう変わります。
↓
リクエスト時の新仕様
- お店の名前と場所表示
- リクエスト受け→配達完了までの推定時間と距離表示
- 配達先の場所表示
お店にピックに向かう移動距離についても報酬対象になるようです。
また、配達先の場所がわかるのもありがたいです。今いる場所からあまり離れたくないというときには、配達先を確認して通そうならリクエストを受けないことも可能になるということです。
◆新しい報酬額の計算
報酬額は以下のように変更されるようです。
「配達調整金額」なるものが
報酬額=
基本料金
リク受け~お店~配達先への距離報酬 ※ピックも報酬対象
お店でのピックアップ報酬
配達先へのドロップ報酬
+
配達調整金額 ※これが新しい要素
お店での受け取り時間が長い、とか
交通渋滞がある、とか
配達の需要が高まっている、とか
+
インセンティブ
ブースト(x1.1倍とかヘキサ領域で囲われてる)
ピーク料金(追加150円とか、いわゆるシミ)
クエスト(月~木、金~日の一定期間に◯◯件配達すると+3000円とか)
+
チップ(配達完了後お客様からもらえる)
-
Uber手数料 10%
◆心配事1:報酬額が大きく下がる??
試験的に導入された地域で実際に稼働した結果をネットに書いている方々からの情報を見ると、ピック料金,距離料金,ドロップ料金が大きく下がるかもとのことです。
従来、東京だとピックに265円、移動1Km当り60円、ドロップに125円というのがあり、1Km程度の配達だと確実に450円はもらえています。
これら基本料金が大きくさがると、1件配達しても100円とかになるかもということ。
新しい報酬の要素として「配達調整金額」を↑で書きました。
これによってそのへんは従来の金額と変わらない仕様になるとのことですが、これがある意味クセモノ。
配達調整金額で穴埋めされる=この金額が減ると報酬の実質的な減額
ということに直結します。
これが実際に5/10以降どうなるのかが今の所の不安です。
ネットでは出前館をはじめ他のデリバリーサービスに今のうちに登録しておくべき的なことも書かれていたり。不安は尽きませんね。。
◆心配事2:わゆる熟成案件が増えそう・・・・
配達先の場所がわかるということは、へき地への配達など誰も受けてくれない案件が増えそうな気がします。
郊外のお客さんが都心のお店に注文してもほぼ確実にほとんどの配達員が敬遠しますよね。ウーバーで料理を注文したのに、来る気配が無いとか、そもそも配達員が決まらんとか、、、郊外の人も頼みづらくなりそう。。。
そうなると、郊外を中心にウーバーよりも出前館やその他のデリバリーサービスにお客さんが逃げそうですね。
効率良くウーバーで稼ぐための自分 - 副業マンのウーバー日記
↑ここでも書きましたが、配達先が遠いとか、青山赤坂勝どき、最近では虎ノ門もですが、そういう場所が配達先だとわかった時点でセレブ系タワマン案件で到着してから時間がかかることが間違いないものは、自分は取らなくなりますね確実に。
◆心配事3:受けキャンはできる?
新料金体系のお知らせには「予定配送料配達の詳細情報を事前に確認した上で、その配達リクエストを受けるかどうかを判断することができる」とあります。
言い換えれば、受けた以上はキャンセル不可能、つまり受けた時点で商品を受け取ったのと同じ扱いにされないかと。
万が一もしそうならリクエスト受けるかどうかはかなりシビアに判断しないといけませんね。
、、、、とまぁ心配事は尽きませんが5/10の施行までは現料金体系でがんばりたいと思います!